目標
「世の中ってのは不思議ですねぇ。あたしゃどこ行っても秀才にばかり出会ってね。いや、あなたのクラブだけじゃないんです、おわかりでしょう?学校でも頭のいい子は大勢いたし、軍隊に初めて入ったときにも、あそこにもおっそろしく頭のいいのがいましたよ。ああいうのが大勢いちゃ、刑事になるのも容易じゃないと思ったもんです。
私、考えましたね。連中よりせっせと働いて、もっと時間をかけて本を読んで、注意深くやりゃあものにんるんじゃないかってね。なりましたよ。私はこの仕事が心底好きなんです。」(刑事コロンボ「殺しの序曲」より)